マキタ165㎜充電スライドマルノコ、使用感レビュー

スライドマルノコ

アクトツールさんでコードレススライドマルノコ、LS610DZの未使用品を75,000円ほどで購入しました。

総合評価は★★★★★の満点です。買って正解。

マキタの18Vスライドマルノコの使用スタイル

私はスライドマルノコで間柱などは切らず、巾木やドア枠など化粧材を切る時に使います。なので、造作中盤以降でマルノコを使います。

最も良いな、と思ったのは電気じゃないので巾木辺りからそのフロアのドラムコード周りを完全撤収させられることです。

現場終盤ごろになると次の現場の外部塞ぎをやりに行くことが多いので、そのタイミングで次の現場にドラムコード・はしご脚立・ライト複数は持って行きたいんですよね。

ところがいままではACのスライドマルノコだったので、そのフロアを完全に終わらせるまでコード類を撤収させることができないでいました。

この点でかなり使い勝手が良くなりました。

最近の新築は190のスライドマルノコの出番が多くない

ACのスライドマルノコは190を使っていたのですが、いまのメーカーの玄関框は大きくないので、大きいスライドの出番がないんですね。

必要なのは斜め框の時くらい。その斜め框も半年に1回くらいですから、その時だけ引っ張り出す感じですね。

ちなみに私は充電ライトを持っていますので、冬の夕方16~17時くらいでも多少仕事はできます。

右傾斜15度が廻り縁に便利

いまのHMだと廻り縁があるので45度切りを多用します。通常の廻り縁は

1)片方を45度切りにして

2)ひっくり返して切りたいサイズに直切りして

3)もう片方を45度切りする

の3工程ですが2)をカットできるのは大きいメリットでした。

ただ若干の慣れは必要ですが、数回練習すれば充分誤差無しで切れると思います。

電池の残量1でも普通に切れる

バッテリーの残量が少なくなると回転が弱まったりするのかな、と思っていたのですが全然そんなことないのは意外でした。

とはいえ頻繁にバッテリーは変える

気のせいか電池1になると切るのに若干の抵抗が生まれる気がしているのでバッテリーは頻繁に変えています。

イメージとしては30分回すとバッテリー残量が3⇒2になるイメージです。

ちなみに私はマキタの18Ⅴ6AのBL1860Bを4つ持っていまして、インパクト・マルノコ・スライドマルノコの3つに常時使い、1つは出動待ちという感じで使っています。

LS610DZで切れるもの・切れないもの

・よくある寸法のフロア材⇒×切れない。けど、元々フロアはマルノコで切っていたので問題無し。

・15×35材直切り⇒〇ギリ切れる。46㎜×182㎜まではカットできるので、ドア・風呂枠とかは問題無くカットできます

・8部×5寸程度の笠木を45度傾斜カット⇒×切れない。手鋸で残りを切る感じ

・8部×5寸程度の笠木をターンベース45度でカット⇒×切れない。両面から切る感じ

・2寸×4寸程度の厚みの框⇒×15材でギリなので切れない。框は125の充電マルノコなら両面で切る。付け巾木に4部のボードを回す必要があるなら綺麗に切らないと断面のズレが出てきそう。

【結論】

・大抵のマルノコとスライドマルノコを上手く使い分ければ大抵のハウスメーカーだと力不足を感じない

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ちなみにアクトツールさんで未使用を調べましたら現在は82100円でした。

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